とさでんは土佐電鉄と高知県交通の合併会社。現在、高知県が50%、高知市が30%の株式を保有。残る20%も周辺自治体が所有している。言ってみれば、県民の会社である。鉄道を除けば、ほとんど唯一の公共交通機関である。このまま利用者が減少すれば、減便、路線減少、値上げが必至である。そうならないために県民の利用が不可欠である。多少の不便は承知でいわせてもらえば、「みんなで乗ろう」ということにつきる。
高知県の人口は70万人を切っているが、50万人が月2回利用した場合、年間約1万円の負担となるが、50万人倍すれば、50億円になる。市電とバスの経費は約40億円だから、大黒字となる。もちろん補助金もいらなくなる。そして、その利益を運賃引き下げに使うことも出来る。本来ならばワンコイン、100円の運賃を目指したいところだが、当面200円を維持しながら、せめて高知市内は200円均一にしたいものだ。(はりまや橋夜学会 伴武澄)
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