ひとこと

 2011年、共同通信を定年退職して東京から高知市に戻りました。翌年、土佐山アカデミーに参加し、3カ月山で暮らし人生観が変わりました。仲間と炭窯を再興し、木炭を焼き、はりまや橋商店街の金曜市で木炭を売りました。旧鏡村の先輩に出会い、山菜売りもスタート。なかでもクレソンは人気となり、清流を引いたクレソン栽培を始めました。
 2015年からは商店街の空き店舗で夜学会を始めました。政治経済から文化芸術、高知の将来。自ら学び、ともに考える場です。一昨年からはネットでライブ放映もしています。
 夜学会の発想は明治時代の自由民権運動にありました。土佐山には山嶽社という夜学会があり、史跡として残っています。「自由党史」を書いた和田三郎の生家でもあります。当時、県内では190カ所で夜学会が開かれていたそうです。
 2019年夏、ひょんなことから小谷陶器店の後の空き店舗を授かりました。WaterBaseと名付けました。「水道の民営化」に反対して高知市議選に出馬したこともあったため、水問題を学ぶ場にと考えました。日々、「ここは何をしゆうところですか」と人が訪ねてきます。
 WaterBaseのこけら落としは落語でした。家にあった畳を持ち込んで「高座」をつくり、素人の真打を招きました。ギター片手に全国を行脚する語り部にも来てもらいました。いつから始まったか、ギター演奏のライブはほぼ月一回のペースで開かれています。
 開設から3年が過ぎましたが、街には市民がいつでも集える空間が必要だと考えるようになりました。3年ぶりに復活したよさこい祭りではさんさんテレビが中継基地として使ってくれました。今考えているのは市民よろず相談所の開設です。予約なくふらっと立ち寄って話を聞いてもらえる。場合によっては解決してもらえる。WaterBaseがそんな場として存続できたらと思っています。ぜひお立ち寄りください。


 夜学会にぜひお越しを
 はりまや橋商店街東端のWaterBaseでは毎週金曜夜7時から「夜学会」を開いています。そのときどきでテーマは変わりますが、勉強になると思います。誰でも参加OKです。ぜひぶらりと聞きにきてください。夜学会のとき以外も開いています。常にオープンです。持ち寄った本を貸すようにもしています。ぜひ一度お越しください。

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